「俺、死ぬかもね」


ふふん、と笑いながら隣で寝そべっている友人(なんだろうか・・)が言う。
そいつからはさっきからくしゃみの音しか聞こえなかったのだけど。



「たかが花粉症だろ。大体猫に花粉症ってあんの?」



そうすると「あるんだよ!あと猫とか言うな!」と返ってきた。
死ぬかも、とか言っといて割と元気じゃないか。
そう言おうと思ったけど、後が大変なのでここは言わないでおこう。


そしてあ"−だのう"−だの呻きながらごろごろ動き回りだした。
いつもは立っているしっぽと耳も今日ばかりは垂れている。




「そんなに辛いならさ、家戻ったら?」




そこまでして川原にいるメリットはないんじゃないか?
別に俺がコイツと楽しく話してるわけでもない。
コイツがただ一人で喋って俺はその話もあまり聞かず思いついた詩を書き留める。
そう考えるとやっぱこいつはここに居る理由はない気がする・・・。

そう考えて問うとなんとも意外な答えが返ってきた。



「いやだね。帰らない。」



「いや・・・・・・・・・・・辛いんでしょ?」



いや、つらいけどさぁ。
けど何だって。
ここに居たら辛くなる一方だと思うんだけど。
それとも何か目を離せないほど面白いものがある?



「何かあるんだ。」



「何が。」



「目を離せないものが。」



そうするとニヤリと笑って「まぁねー」と呟く。
珍しいね。
君が夢中になるものなんて、絵以外にないと思ってたよ。




「・・・それがあるんだなぁ。実はね。」



よいしょ、と立ち上がる。
体調も少し良くなったみたいだ。
尻尾がゆらりと揺れた。



「いつも見てるんだけど、向こうは全然気付いてないんだよねぇ。」



まいったなぁ。
ふぅ、と溜息をつくと「やっぱ帰るわ。」と歩き出した。
なんだか、寂しそうだったのは気のせいなんだろうか。



「うん、気をつけて。送らなくていい?」



「大丈夫。そっちも忙しいでしょ。」



じゃ、とひらひら手を振る。
向こうも同じように。


相手がみえなくなるまで。







     ***









「全然気が付かないんだもんなぁ。今日のは大サービスだったのに。」


まぁ、仕方ないか。
ああいうことには鈍そうだもんなぁ。

自分の機嫌を映すようにしっぽがゆらゆらと揺れた。





『何かあるんだ、    目を離せないものが。』






・・・でもそこまで言っといて気付いてないなんて、反則じゃないかな。









「・・・・・お前の事だっつぅの。。」





ためいきまじりに  呟いた。







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ヒグムツ・・。つか・・どっちかってとヒグ←ムツな気が。
最後らへんはムツキさん。。
オールヒグラシがよかったかなぁ・・・。
なんだか、花粉症はただのオプションみたいですな!あーららー・・。

ねこのシッポって機嫌悪いときに振るんじゃないですっけ!?あれ。。?





文章力の無さが大爆発。
ステキなヒグムツが読みたいです。




ブラウザバックプリーズ!!!


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